住宅ローン事例集

事例その1 自己資金が無い場合

「住宅ローン」とは、個人が宅地の取得や住宅の購入、住宅の新築、リフォームの為に住宅を抵当として銀行や住宅金融会社から資金を借りることです。

自己資金が少ない場合に住宅ローンを組む場合はどうすればよいのでしょうか?

基本的に、自己資金は購入価格の20%が必要になります。 3,000万円の家を購入しようとしたら600万円は必要ということです。600万円を1人で集めようとするのはなかなか大変です。では、どうすれば資金を効率よく集められるでしょうか?

【親から援助してもらう】
一つは、親から援助してもらう方法です。なぜ親からの援助が良いかというと、基本的にお金を人からもらうと、贈与という形でお金をもらうことになりますが、この贈与されたお金には税金がかかるのです。
しかし、住宅取得の為に親から援助をしてもらうのであれば、「相続時精算課税制度」という特例を使うこともできます。
【共有名義にする】
もう一つは、住宅の所有権を共有名義にすることです。基本的には、夫婦か親子の間で共有名義にします。共有名義にすることで何が得かというと、2人分のお金が自己資金になると同時に、お金の贈与も発生しません。 例えば、夫一人の名義にした場合、妻の貯金を頭金にすると贈与の対象となりますが、夫婦で共有名義にした場合は、お金も合算できる上に、贈与の対象にもなりません。
【自己資金が20%以下でも借りられるローンを選ぶ】
ローンによっては、自己資金が20%なくても組めるところもあります。 例えば、勤務先の社内融資や、不動産会社の提携ローン、契約している生命保険会社のローンなどです。これらを利用すれば、購入価格の90%以上借りる事が可能です。
注意しなければならないのは、多く借りた分、それだけ多く返済しなければならないということです。借りた後で、返せなくなったということの無い様に計画する事が大切です。

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事例その2 年収が少ない場合

収入によって借り入れできる金額に制限があります。

住宅ローンは年収によって借りられる金額に制限があります。
ローンの種類によっても限度は様々ですが、フラット35の場合は、年収に占めるすべての借入年間返済額の割合が以下の様になっています。

例えば、年収が300万で借り入れ無しの場合、毎月の返済額が75,000円までなら借りられます。また、年収が600万で借り入れ無しの場合、毎月の返済額が175,000円までなら借りられます。このように、収入が少なければ、借りられるお金も少なくなります。

平成19年10月1日以降
年収400万円未満400万円以上
基準30%以下35%以下

【収入合算で借り入れ金額を増やす】
購入したい家があっても年収が少なくて買えないという場合は収入合算を使いましょう。
収入合算とは申し込み本人の親・子・配偶者・内縁関係にある方のうち1人と、連帯債務者になるという条件で、収入を合算できるものです。また原則として兄弟などの収入は合算できません。
例えば、本人の年収が600万で、合算者の年収が400万だとすると、合計して年収が1,000万ということになります。
この金額から毎月の返済額を割り出すと、292,000円まで借りられます。
【借入額の試算】
家を買う時には順序があります。
まず、家を探してからお金ではなくて、「お金の目処が立ってから物件を探す」が基本です。
服を探す時は全く逆ですよね。「これカワイイ」と思ってから、値札を見て諦めたり・・・。
そうなると、自分が住宅ローンはいくら借りられるのか知りたいものです。でも、漠然と計算式が複雑だろうということは分かります。でも、ご安心下さい。難しい計算は必要ありません。
実は、金融機関のホームページで住宅ローンのシミュレーションが用意されていますので、それを使えば簡単に概算できます。シミュレーションの所要時間も秒単位ですから、考えるより色々と試した方が早いですし、何回でもすることができます。これらを十分に活用することもひとつの方法です。
【長期間無理なく返せるか】
住宅ローンの返済額シュミレーションをしてみると、意味の解らない用語がたくさんあり、その都度調べたり、考えたりして、スムーズに入力できないかもしれません。
それでも、適当に入力すると結構大きな金額になってしまって、驚かれたこともあるのではないでしょうか。住宅ローンの計算方法は、返済額や支払利息などは、借り入れ金額、返済期間、適用金利など、またボーナス返済の場合は、返済方法(元利均等返済か元金均等返済か)で決定されます。
いずれも借入先によっての条件に違いがあるので、かなり複雑です。
このように住宅ローンの計算は、実はとても複雑で、シミュレーションで算出される金額は、あくまでも概算です。
住宅ローンは「最高いくら借りられる?」ではなく、「(長期間に渡って)無理なく返すことができるのか」の金額を見極める事がとても重要です。
【トータル費用はどのくらいか】
身近な例で、車を買う時のローンを考えて見ましょう。
車も、結構大きな買い物ですが、家より身近です。
それでも、そう易々と買える物ではなくて、ローンを組む事が多いと思います。
では、車を買う時には、車両本体価格の金額だけを支払えば買えるでしょうか?
新車だと、車両本体価格の他に諸費用など別に費用が発生します。
その他、車のローンを200万円借りたとして、利息分も支払う事になります。
これを踏まえて、家も同じです。車の数十倍を借りる上に、返済期間も長くなるので、利息部分だけでもかなりの金額になってきます。諸費用も、車で30万円前後ですから、家だと100万円前後が必要になります。
そして、車でも同じく、保険のこともありますし、不動産業者との契約手数料等も、必要な費用です。
あくまでシュミレーション概算ですが、借入金3,000万円を固定金利3%、返済期間35年、ボーナス返済無しの場合、35年間で支払う金額はなんと4,850万円、利息の合計だけで1,850万円にもなります。ですから、住宅ローン選びや、マイホーム資金計画はそれだけ慎重に行わなくてはならないということです。

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